プレスリリース/グッドデザイン賞2024 受賞のお知らせ
\全国初!障害児が7割通う認可保育園/
ゆずりは保育園がグッドデザイン賞を受賞
弊社、株式会社ハビリテ(本社:徳島市 代表取締役社長:太田恵理子)が運営するゆずりは保育園が、この度「2024年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)一般・公共向け取り組み・活動の部門で受賞したことをご報告いたします。ゆずりは保育園は、全国的にも珍しい、園児の7割が障害や疾患・特性をもつお子さんが通う徳島市の認可保育園です。
〜ゆずりはの取り組み3つのポイント〜
①働きたい!を支える保育園/個別リハ/重心・医療的ケア児支援/放課後等デイを併設した全国唯一無二の施設
②障害や年齢関係なくインクルーシブ保育を実践することで、心の豊かさや、真の優しさを育む環境
③『保育×医療』でお子様の発達を支え、障害の有無や重さに関わらず、すべてのお子様に通ってもらえる施設
<ゆずりは保育園の取り組みについて>
医療的ケアが必要な子や障害を持つ子の保護者の、約4割が就労していない現状がある。それは、0歳児から受け入れられる施設が少ないことが、多くの保護者の就労を阻む要因となっている。 そこで同様の家庭の現状を改善するには、0歳児から利用でき、保育園に通う間に療育訓練が受けられる施設の必要性を感じ、創業を決意し「ゆずりは保育園」を計画。
「おやこを照らす光に」という理念のもと、ゆずりは保育園で子どもたちの発達支援と保護者の社会進出をサポートし、病気や障害がある子もない子も、共に過ごせるインクルーシブな保育園が増えていくことが、障害にまつわる「絶望」を「希望」に変える。『保育×医療』の環境が社会に必要であると考えている。また徳島の地域社会においても、県内外から見学者が多く来園しており、インクルーシブ保育のモデルケースとして広がりを見せている。
<グッドデザイン賞 評価コメント>
いまだに家族に多くの負担がかかる重度心身障害児や医療的ケア児支援において、子どものケアだけでなく、保護者の社会進出も支援している保育園がほとんどないという現実に改めて気づかされた。また、子どもの成長とともに地域の保育園へ転園できるなど、地域で子どもを育てる環境づくりへの貢献も重要な点である。保育と医療という一見近しく思えるが結びつきが弱い領域をつなぎ家族や地域を支えるモデルケースとして、今後のさらなる展開を期待したい。
<喜びの声>
今回のグッドデザイン賞では、弊社のハビリテの「おやこを照らす光に」理念、目指すところの、お子様だけでなく、保護者の支援という部分の取り組みを評価していただけたことを嬉しく思います。
保育現場に看護師、そしてリハビリ職の医療従事者がいる環境を当たり前にしていきたいと思っております。
まだまだ小さな光ですが、地域の皆様に愛されるような施設運営をスタッフ一同、精進してまいります。
<グッドデザイン賞とは>
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 URL:http://www.g-mark.org/